昨日、結婚前提に付き合っていた相手に振られた37歳

初めて日記を書きます。

昨日、結婚を前提に付き合っていた相手に突然振られてしまいました。
ショックのあまり、自分の心を癒したくて色々な情報を探っていたところ
こちらのサイトにたどり着き、美々先生にお話を聞いていただきました。
ショックに打ちひしがれる気持ちの中、メンタリストDaiGoさんの動画で
「失恋から立ち直るには、傷ついた出来事を話すのが良い」ということを知りました。
確かに美々先生に話を聞いてもらっている時や、母に話を聞いてもらっている時、気持ちが楽になったような気がしています。
なので、もっともっと自分を癒したいと思い、このサイトに日記機能があったのでここに綴ろうと思いました。
自分の気持ちの整理のためなので、ただの自己満であり備忘録として書いています。

彼と出会ったのは今年の5月、マッチングアプリでした。
2年くらい婚活を続けてきて、ここまで気が合う人はいないとお互いに思えた人です。
何より、都内からやや離れているにもかかわらず、自転車で行けるような距離に住んでいました。
彼と出会った時は、今までの恋人とはタイプが違って「この人私のこと好きじゃないだろうな」と思ったんです。
見た目は髭が生えていて胸元にサングラスがあり、ぱっと見の印象はイケイケな人です。
若い頃は本気でバンド活動をしていて、今の趣味はサーフィンと、ますます自分とは住む世界が違うのかもと思いました。
でも、私の両親の故郷について話すと「○○山を見て育った人は、心が綺麗だと思う」と言ったんです。
それは格好つけたわけでもなく素直な気持ちで出た言葉で、この人はなんて心が綺麗なんだろうと思い、素敵だなと感じました。
見た目に反してすごく真面目で繊細という印象で、実際に付き合うことになってからもその印象のままでした。

いい人だな、と思いつつ連絡先を聞かれることはないだろう…と思っていたら、解散後、連絡先を聞いてくれて次の週も会うことに。
その２回目のデートが、お互いにこの人だなと思ったきっかけでした。
２回目のデートでは家の近くの居酒屋を２軒周り、すごく深い話をしました。
この地域の海が好きということ、こんな家に住みたい、いつか民宿とかやれたら最高の人生だよね、など
あまりに気が合うので自然とそんな話をしていました。
彼の両親が他界しているということも、この時打ち明けてくれました。
驚いたのは、ケツメイシの中で好きな曲が「花鳥風月」「東京」など、好みが怖いほど一致していたことです。
INFJ同士ということでお互い似ているのだろうなと思ってはいましたが、あまりにピンポイントな所で、彼も運命を感じたようでした。
都内に友達が多い彼は、近所で気楽に飲める楽しさが嬉しいと言っていました。

その後は地元を散歩したり、花火大会を観に行ったり、毎週毎週会っていました。
今まで婚活は都内の人とも会っていたのですが、彼と地元でゆっくり過ごすことで、やっぱりこの海辺の町が好きだ、
ここで暮らせたら幸せだ…という気持ちが溢れてきました。
もうお互い同じ気持ちだろうという自信があったのですが、彼は慎重なのかなかなか気持ちを切り出しませんでした。
私はどう思っているのだろう？と気にしていたようです。
６回目のデートでやっと告白してくれたので、マッチングアプリの出会いとしてはかなりゆっくり進んだ関係だと思っています。
でもお互いに結婚はすぐにしたい、子供は「欲しい」の意思表示だったので
告白してくれて付き合う段階になって、その先のことをしっかりと話しました。
お互いの年齢のこともあり、悠長なことは言っていられいので年内に入籍したいとはっきり意思表示し、彼も同意してくれました。
たまたま6月21日の夏至の日に付き合うことになったこともあり、じゃあ冬至の12月21日に入籍しようと話しました。
人生で明るいことがいっぱいある日も、暗いことばかりの時も一緒にいようという約束を込めて決めました。

付き合ってからも変わらず週末に出かけて、お互いリモートの日は夜ごはんを一緒に食べるなど楽しく過ごしていました。
付き合った翌日から同棲の話も進めないとね、と言って二人で盛り上がりながら物件を見ていました。
しかし付き合って3週間後、彼と食事に行き（彼の誕生日のお祝いでした）車内で順番を待っていた時に初めてお互いの意見がぶつかってしまいました。
私と彼は倍以上収入が違うので、今後かかる費用は収入費に応じて負担するものだと思い込んでいたのですが
彼は同棲の初期費用は折半が普通だろう、と言い出しました。
（後日わかったのですが、年下なら払うけど同世代なら同じくらい貯蓄があるものだろうと考えていたようです）
それに彼は物件にこだわりがあり、とにかくリビングが広い家がいいと言うのです。
私はずっと住むわけではない家だし、いきなり完璧を求めなくてもいいし、広くなくていいという意見でした。
でも広い家はもちろん好きなので、彼の要望を優先させようと思っていました。
しかしそれにより初期費用も釣り上がる訳で、それなのに折半と言われてしまいモヤモヤしてしまいました。
私はお金で苦しい思いをしてきたので、お金に対する不安や恐怖がとても大きかったのでとても動揺しましたし、
その時の口調の強さにも、私はショックを受けてしまいました。

彼が折半と言い出した時、私は（だとしたら、この人は妊娠・出産など人生の大事な節目でお金を出し渋るのかも）と思ってしまいました。
そのため、子どものことなどもきちんと話し合わないといけないなと思い「子どものこと考えたら時間的猶予もあまりないと思うよ」など深い話をしました。
本当なら彼のお祝いの日だし、そうでなくても楽しい食事の場なのにこんな話をしたくない…と思っていたのですが
彼は「大事な話だから、話せてよかったと思っている」と言ってくれました。
とはいえ楽しいデートの場なのだからと気持ちを持ち直そうと、明るい話題に持って行こうと努めました。
しかしその後行ったのは彼の好きなアンティーク家具屋さんで、次から次へと高額な家具を見せられ
すごく素敵だなと思ったし、彼にはインテリアを楽しんでもらいたいという気持ちもあったのですが
お金の不安が膨れ上がってしまい「どうして私ばかり我慢しなければならないんだろう」という気持ちになってしまいました。
苦しい気持ちに耐えられず、私は明らかに機嫌を損ねてしまいました。

その様子に気づいた彼は、私の機嫌を取ろうとすごく頑張ってくれたのですが、気まずいままその日は解散しました。
LINEでも「お互い価値観の相違はあるけど、擦り合わせて行こうね」と歩み寄ってくれました。
この時の私は、お金に対する彼の主張があまりにショックで、受け入れるのに時間がかかるような状態でした。
加えて、唯一気にしている占いでとても悪い期間だったということもあり、その期間が明けるまでは会わない方がいいと思っていました。
なので「少し気持ちの整理をしたいから、また話せたら嬉しいな」と送り、その後のLINEのやり取りは以前と変わらずお互いに励まし合っていました。
この時、私は悩んでいました。


実を言うと、私は彼のことが大好きではありませんでした。
今までの恋愛は、本当に男みたいな恋愛ばかりしてきていて、好き！と思った相手を追いかける→数年付き合う→突然気持ちが冷めて私から別れを告げる
といったものでした。（その後振った相手に復縁を迫るところも含め、本当に男性のような恋愛でした）
だから自分が好き！と思った相手にしか興味を持てないようなタイプで、人から好意を向けられるのが苦手でした。
また、長年友達である相手でないと恋愛感情を持てないタイプでもあったので、婚活では知り合って間もない相手に熱烈に好意を向けられることもあり苦戦していました。
そんな中、自然に気が合い、私を女性としてだけでなく、人として大切に接してくれたのが彼でした。
彼からの好意は心地よく、愛される幸せとはこういうものだろうなと思いました。
私はもともと、控えめで穏やかで、どちらかというとこだわりがない、気の優しい、精神の安定した、合わせてくれる人の方が好きでした。男性を可愛い！と思ってしまうタイプです。
彼はそういうタイプでは全くなく、見た目はワイルドで、優しいけどこだわりも強く、少し人から認められたい気持ちが強いタイプでした。
私が大好きになるようなタイプではなかったのです。
でも、思われてすごく幸せだったし、何より同じ感性で同じ物を見て、同じように感動できるこの幸せが代え難いものだったんです。
結婚する幸せとはこう言うものなんだろうと言い聞かせていた部分も、少しありました。
彼氏と結婚できる嬉しい！とはしゃいでいる婚活女性の発言を見て、羨ましいと言う気持ちもあり
「大好きな人と結婚したかったな」という気持ちがあったのが本音です。
初期費用のことで彼の嫌なところ、寛容でないところが見えてしまって、その本音が少しぶり返してしまいました。
特に強い口調で言われることなんて、今まであり得なかったんです。本当に優しくい人としか付き合ってきませんでした。
でもまずは話してみないことには、と思い、話し合いに臨みました。

続きます。